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3Dプリンター使ってみた [3D]


3dp00.jpgお試しで激安3Dプリンター買ってしまいました。
LABISTS MINI 3D PRINTERです。
アマゾンでも辛口レビューのワリにベストセラーになってますね。

使ってみた感想ですが、どのレビューも正しくないですね。
あるいはレビューを元に改良が加えられてるのかもしれませんが、

・左右反転     →無し
・スティックのり  →必要なし
・マグネットシート →とてもはがれるとは思えない
・温度       →180度のままの方がいいかも
・実質9センチ角  →ラフト(土台)の余白をゼロにする

って感じで、中華製を擁護するようでナンですが非常にいいモノです。
初めてアマゾンレビュー書こうかと思っちゃいましたよ、ええ。

見た目オモチャっぽいですが、そもそもが3Dプリンターなんて
チャチで、よく言えばシンプルな構造をしているので激安なのも当然で、
今では光造形型ですら3万円を切るほどですね。

フィラメントがつまるのは本当ですが、問題ではありません。
例えるなら線香花火の先端のように熱で太くなったフィラメントが
冷えると抜き差しできなくなるんですが、+ボタンで送り、
-ボタンで抜けるようになります。

rd02.jpgコツとしてはフィラメントを指でつかんでエクストルーダーの
動きに合わせて少しチカラを加えてあげるといいでしょう。
その辺は中華クォリティですね。(笑)

なので、いたずらに温度を上げるのは変形率が増すばかりで
オススメできません。

今回は蒼いKIBA氏による雷電のMMDモデルをお借りして
プリントしてみました。

どのみち積層痕ができるのですし、プリントしやすいように
ナイフツールで切り刻んでしまいます。

01.jpg3DオブジェクトのSTL化にはウインドウズ10に付属してる
3Dビルダーを使用しましたが、コレがまた優秀です。

適当に切断したパーツ(左)をそのまま放り込めば自動で
エラー検出して修復してくれます。(右)

むろん万能ではありませんが、コレがあれば青葉ちゃんも
アハゴンさんに怒られなかったかも?

3Dビルダーには計測ツールも付いてるんですが、イマイチ
使い勝手がよくありませんでした。

目盛りがあるのでだいたいの大きさは掴めるんですが、座標を
ゼロに合わせないとパースがかかって大きく見えてしまい、
そのままプリントすると小さくなってしまうので要注意です。

また、オブジェクトが小さすぎると極大化して読み込むバグが
あるので、小さいモノはまとめてしまい、必要なら3Dビルダーで
分割して個別に書き出さなくてはいけません。

02.jpg閉鎖空間はムクでプリントするのかと思ってましたが、ハニカム
構造でフィラメントの節約してくれるんですね。

動画だとデフォルトではあまり強度がないような感じだったので
密度を15から22に変更してみましたが、カッチコチです。

というか、PLAという素材が予想外に硬質で加工しづらいです。
溶けると粘度が高く、ヒートペンでも切り取りづらいですね。
中身スカスカなので、ヒートペンで押し固めるのが一番楽でした。

季節にもよるかもしれませんが、フィラメントのシートへの
定着力はかなりあり、剥がすのがタイヘンなくらいなので
ノリもマスキングテープも必要ありませんでした。

よほどトップヘビーで揺れに弱いモノでもないかぎり大丈夫かと。
私のようにパーツ単位でプリントする場合は土台も必要ないです。

その場合、マイクロSDカードをもう1枚用意しておくと
データの交換が手早くできます。

その間、+ボタンを押してアイドリングさせておくとフィラメントを
詰まらせるコトなく連続プリントできます。

rd01.jpg土台はデフォルトで表面をツルツルにした方がが剥がしやすいです。
その分プリントに時間がかかりますが、設定イジって簡素にしたら
ちょっと剥がしづらく、本体に少し残りました。

逆にツルツルの方は土台に本体の密度の低い内側部分が残って
しまう場合もありましたが。

まぁ、基本的に私はもう土台を使用するコトはないでしょう。

と、まぁ最初のレビューとしてはかなり高評価となっております。
ただしあくまで中華製なので、いつ逝っても自己責任ですが。


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